2019-01-01から1年間の記事一覧

~最新情報~【医師、薬剤師は「紙のお薬手帳」を支持】

本年度の中央社会保険医療協議会総会(第416回)で、スマートフォンのアプリなどを使った「電子版お薬手帳」が話題に上り、診療側委員の一人が「患者が保存するにはいいのかもしれないが、医療機関にとっては厄介な存在」だと指摘されました。これを受け、お…

~最新情報~【IBM_“調剤業務”から“対人業務”へ】 

IBMは、ニュースリリース(2019年12月4日)で、クラフト株式会社が、日本IBM株式会社の支援により、「薬剤師支援AIソリューション(AIPS:AI Personal Support)」を構築し、利用を開始してきた薬局を、2020年1月から、全国約600店舗に利用を拡大する予定であ…

~特集~【今さら聞けない、保険薬剤師と薬剤師の違いとは?】

知っているようで知らない言葉、“保険薬剤師”とは? これを解説するには、“保険薬剤師”しかできない仕事を確認することで“薬剤師”との違いを整理していきたいと思います。 6年の薬学過程を終了して、国家試験を突破すれば、“薬剤師”として資格を手にすること…

~最新ニュースから~【薬局数、6万カ所に迫る‐前年度比0.8%増に】

薬局は、なぜ増えているのでしょうか? 薬局、特に調剤薬局増加の最大の理由の背景には「医薬分業」を推進したいという国策があります。 国は、1)処方される薬を医師と薬剤師の双方がチェックすることで安全性を担保する、2)薬漬け医療を減らすことによっ…

~特集~【薬剤師による在宅医療(居宅療養管理指導)とは?】

<居宅療養管理指導とは> 身体が不自由な人や寝たきりの人は通院が難しく、居宅での生活が中心になるため、緊急時の対応に不安が残ったり、日頃の介護に関する疑問や健康維持についてもなかなか相談する機会がなかったりするケースがあります。そのような不…

~最新ニュースから~【薬剤師に欠かせない本が0円で!】

薬剤師のみなさんは、職場に関わる新しい情報を早く、多く手に入れたいと思いの方は、たくさんいらっしゃるかと思います。でも、図書館に行く時間はないし、本に多くのお金をかけたくないし、、それぞれ違う悩みをお抱えのこと思います。 しかし、その悩みを…

~最新ニュースから~【薬剤師の働く世界】

働く人にとって、自分と同じ職業を題材にした漫画があると、どのように描かれているのかと思い、つい手に取り見てしまいますよね。 各職業ならではの職場環境や、専門性が深く描かれている漫画は、リアリティがあり特に心を惹かれます。「お仕事漫画」は、 …

~最新ニュースから~【薬剤師の“かかりつけ薬局”における新たな業務】

消費税増税から日がたち、街中でよく見につくようになったのが、この『キャッシュレス決済』マークでは、ないでしょうか。私も減税対策の為、たくさんの〇〇ペイをスマートフォンのアプリとして導入し、コンビニ、スーパーなどの買い物のときによく利用して…

~案内~【第52回日本薬剤師会学術大会】

急ではありますが、薬剤師に関わるイベント情報を入手しましたので、ご案内します。 2025年には、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上という「超高齢社会」を迎えます。超少子高齢時代を見据え、社会保障制度および財政維持の観点から、医療、介護…

~最新ニュースから~【薬剤師の平均年齢は?】

薬剤師が気になる一つに、薬局で業務を行う方の平均年齢ではないでしょうか? 先の中央社会保険医療協議会(中医協)において、2020年度調剤報酬改定に向けた具体的な議論が始まり資料が提出されました。今回の中医協(第424回2019年9月25日)で示された資料<…

~最新ニュースから~【公的病院の再編、門前薬局に影響か?】

厚生労働省(9月26日)は、診療実績が少なく、非効率な医療が行われている全国424の公的病院について「再編統合について特に議論が必要」と判断し、ベッド数や診療機能の縮小なども含む再編を地域で検討するよう促した。対応策は、2020年9月までに決めるよう求…

~最新ニュースから~【調剤業務、ロボットと協働時代に】

日本病院薬剤師会関東ブロック学術大会が8月24~25日の両日、「AI時代の薬剤師業務を考える」をテーマに、甲府市内で開かれました。その中で注目を浴びたのが、「ロボットと人工知能(AI)が変える調剤業務」のシンポジウムでした。 ここで紹介されたのが、…

~最新ニュースから~【かかりつけ薬剤師の機能本質の浸透へ】

そもそも、この「かかりつけ」という概念自体は、過去の保険薬局業界においても長らく存在していました。しかしながら、それぞれの薬剤師や保険薬局ごとに、その捉え方やあり方が異なっていたことから、2016年度の調剤報酬改定の議論において、厚生労働省が…

~最新ニュースから~【患者のための薬局数を数値化】

内閣府が2018年12月20日付けの経済財政諮問会議に示した「新経済・財政再生計画改革工程表2018」では、地域包括ケアシステム構築を見据え、かかりつけ薬剤師を配置する薬局数を2022年度までに60%とする目標を盛り込みました。 参照:ミクスOnline 「新改革…

~最新ニュースから~【門前から、かかりつけ薬局へ】

業界全体に大変革を促したのは、2015年10月、厚生労働省が新たな指針≪2025年までにすべての薬局を「かかりつけ薬局」にする≫と発表したことでした。 この再編の道筋は、 “患者のための薬局ビジョン”とし、〜「門前」から「かかりつけ」、そして「地域」へ〜 …

~最新ニュースから~【薬剤師の存在意義は】

日本薬剤師研修センターは、今月<2019(令和元年9月)No.304) >の、メールマガジンの巻頭言を【薬剤師の存在意義は】とタイトルとし発行しています。記載しているのは、厚生労働省医薬・生活衛生局総務課 薬事企画官/医薬情報室長 です。 これは改め、最近…

~最新ニュースから~【2019年度】ドラックストア薬剤師に波?業界大手2社、経営統合を協議へ

【ココカラ・マツキヨ統合協議 ドラッグ業界最大手へ】 ドラッグストア大手のココカラファイン(横浜市)は8月14日、同業のマツモトキヨシホールディングス(千葉県松戸市)と経営統合に向けて協議を始めると発表した。実現すれば売上高は一兆円規模となり、…

~最新ニュースから~【2019年度】薬剤師で高い年収を求めるには?

薬剤師の2019年度、年収テーマの最後になります。 「賃金構造基本統計調査」のデータをもとに、経験年数別の年収について解説します。 2019年度 薬剤師 経験年数別年収表 区分 (経験年数) 薬剤師(男) 薬剤師(女) 0年 339.6 360.0 1~4年 471.4 361.1 5~…

~最新ニュースから~【2019年度】薬剤師の年収に年次別に差はあるの?

今回は、2回目。「賃金構造基本統計調査」のデータをもとに年齢別(年次別)の年収について解説します。 結論からいうと、年次別にも年収に差はあります。表から求められるデータによると、男性、女性の薬剤師とも、35~39歳代の年収が一番高額になっています…

~最新ニュースから~【2019年度】薬剤師の年収は?

薬剤師として働くにあたり、年収がどのくらいになるのか気になるところ。 総務省統計局では、主要産業に雇用される労働者の賃金の実態を明らかにするため、毎年「賃金構造基本統計調査」を行い、データの公表を行っています。この度、平成30年度のデータの…

~最新ニュースから~【人事院】公務員薬剤師、初任給1500円引上げ-6年連続増の勧告

人事院は8月7日、2019年の国家公務員給与である月例給(基本給)を0.09%、ボーナス(期末・勤勉手当)も0.05カ月分引き上げるよう国会と内閣に勧告した。公務員薬剤師については医療職俸給が適用され、6年制薬剤師の初任給(2級15号俸)は21万0500円となり…

(2019)薬剤師の業務向上おすすめアプリ3選

2019年4月から、「働き方改革関連法」が適用され4カ月がたちます。政府は、「働き方改革三本柱」という形で施策を展開し進めています。その3つが 労働時間の是正 正規・非正規間の格差解消 高度プロフェッショナル制度(脱時間給) このようななか、薬剤師の…

~最新ニュースから~ クオール薬局で「こまもり袋®」が導入

包装資材製造のタキガワ・コーポレーション・ジャパン(千葉県船橋市)は1日から調剤薬局大手のクオールと組み、子どもが誤って薬を飲まないように特殊な機能を付けた袋を一般家庭に配る。薬の誤飲防止に対する意識を高めるとともに、製品の認知度向上につな…

薬剤師に医師からの業務移管タスクシフティングは推進するのか?

厚生労働省は2019年7月17日、「医師の働き方改革を進めるためのタスクシフティングに関するヒアリング」を開き、日本薬剤師会、日本病院薬剤師会などから聞き取りを実施した。 日薬の安部好弘副会長は「各地域において、医師をはじめとする他の職種や医療機…